臨床科目

歯科麻酔学

筋弛緩薬

筋弛緩薬とは? ・筋弛緩薬は、大半の場合全身麻酔の筋弛緩(呼吸抑制)のために用いられる薬剤であり、まれに痙攣や筋緊張状態の改善にもちいられる 【全身麻酔法】 意識の消失:全身麻酔薬、吸入麻酔薬 無痛:麻薬性鎮痛薬 筋弛緩:筋弛...
歯科麻酔学

局所麻酔薬

局所麻酔薬とは? ・局所麻酔薬とは、意識消失や反射抑制は行わずに標的組織の知覚を消失させるような薬物を局所麻酔薬という 局所麻酔薬の種類 ・局所麻酔薬には、エステル型とアミド型があり、現在ではアレルギーなどの有害な作用が...
歯科麻酔学

星状神経節ブロック(SGB:Stellate Ganglion Block)

星状神経節ブロックとは? ・代表的な交感神経ブロックで、交感神経をブロックし除痛効果を得るとともに副交感神経を優位にすることで、血流を増加させ局所の痛みを改善するだけでなく体全体の自然治癒力を高める治療法である ・頭部、顔面、...
歯科麻酔学

過換気症候群(HVS:Hyperventilation Syndrome)

過換気症候群とは? ・精神的な不安や極度の緊張などによって過呼吸になり、それによって引き起こされる呼吸性アルカローシスにより呼吸困難、胸部圧迫感、動悸、四肢抹消のしびれ、めまいや失神など種々の症状を引き起こす疾患である 原因 ...
口腔外科学

Eagle症候群(茎状突起過長症) 

Eagle症候群(茎状突起過長症)とは? ・茎状舌骨靭帯が仮骨変性・石灰化し、茎状突起の延長によりその周囲の神経(三叉神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経、舌下神経)の圧迫症状を示したものをいい、嚥下困難や顔面痛、頸部痛、咽頭部異物感...
歯科矯正学

二態咬合(Dual Bite)/デュアルバイト

二態咬合とは? ・上顎前突や幼児などでみられる咬合状態で、習慣的開閉運動の終末位が中心咬合位と一致しない状態を二態咬合という ・下顎を前に出した状態で噛むことが習慣化することにより、本来の位置と前方に出した位置の2箇所での噛み...
歯科矯正学

準備固定

準備固定とは? ・上顎前突の治療(AngleのⅡ級1類)を行う際に上顎前歯のリトラクション(後退)を期待してⅡ級ゴムを用いるときがあるが、このⅡ級ゴムの影響により下顎の大臼歯が近心傾斜し、固定源が喪失(アンカレッジロス)することがあ...
歯科矯正学

セファロ(トレース)の重ね合わせ方法

SN法 基準点:S(Sella turcica) 基準平面:SN平面(Sella-Najion plane) 目的:顎顔面の変化を評価する SN法で診るべきポイント ・LF...
歯科矯正学

セファロ分析の基準点

基準点 S(Sella、セラ) トルコ鞍(脳下垂体の直下の骨の部分、蝶形骨にある)の中心点 N(Najion、ナジオン) 前頭鼻骨縫合部の前方限界点 A点(PointA) 前鼻棘(ANS)と上顎...
歯科矯正学

矯正力の作用様式

矯正力の作用様式とは? ・矯正力の大きさと作用時間との関係は以下の3つに分類される 【矯正力の作用様式による分類】 持続的な力(固定式のもの) 間歇的な力(可撤式のもの) 断続的な力 持続的な力(固定式のもの) ・...
歯科矯正学

Tweedの三角

Tweedの三角とは? ・Tweedが提唱したFH平面、下顎中切歯歯軸、下顎下縁平面のなす三角形をさす ・矯正治療後に咬合の安定が得られる条件として、FH平面に対する下顎中切歯歯軸(FMIA)が約65°であることを示した(日本...
テキストのコピーはできません。