小児歯科学

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保隙装置とヘルマンの歯齢の関係

D欠損 ・D欠損に対してはEの近心傾斜防止のためにEにクラウンループを装着しDのスペースを保隙する必要がある ・Eが近心傾斜してしまうとこのあと萌出してくる第一大臼歯が近心傾斜し、鞍状歯列弓になったり、あるいは側方歯群の萌出ス...
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シーラント/予防塡塞、小窩裂溝塡塞

シーラントとは? ・歯を削らないう蝕予防法の1つで、主に奥歯の溝の部分にプラスチックを埋め込むことで、その部分のう蝕を予防する方法である ・萌出間もないは歯の溝の磨き残しがう蝕を誘発するため、溝を埋めてしまうことで、う蝕を予防...
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萌出嚢胞(Eruption Cyst)

萌出嚢胞とは? ・萌出途中の歯の歯冠周囲に生じる軟組織に発生する青紫色の嚢胞のことを萌出嚢胞という *萌出性血腫ともいう 【軟組織に発生する嚢胞】・歯肉嚢胞・萌出嚢胞 ・粘液(貯留)嚢胞・類皮嚢胞・類表皮嚢胞・鼻歯槽嚢胞...
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疱疹性歯肉口内炎/ヘルペス性歯肉口内炎

疱疹性歯肉口内炎とは? ・高熱と口腔内の水疱や接触痛が特徴的な小児に発生するウイルス性疾患であり、単純ヘルペスウイルスⅠ型の感染による ・多くの場合、不顕性感染であるが、症状が発症すると全身症状としては比較的長く続く高熱や全身...
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乳歯の露髄判定と電気抵抗値

乳歯の露髄判定と電気抵抗値 ・乳歯の露髄の有無の判定は、電気抵抗測定器(インピーダンス測定器)による値で判定し、治療方針を決定する *インピーダンス測定器(カリエスメーター)では齲蝕の深さも判定できる *電気的根管長測定...
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低位乳歯

低位乳歯の原因 ・乳歯の歯根の骨性癒着による歯槽骨の発育不全がほとんど(歯根膜腔が不明瞭であることを確認する) ・後継永久歯の欠如により正常な歯根吸収が行われないことによる ・隣接永久歯の萌出による圧迫 ・外傷や感...
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【幼若永久歯の歯内療法のまとめ】

一部性歯髄炎 ・生活歯髄切断  →  アペキソゲネーシス  →  生理的な根の形成と閉鎖 全部性歯髄炎 ・抜髄 → アペキシフィケーション → 骨様硬組織による根の閉鎖 根尖性歯周炎 ・感染根管治療 ...
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Turnerの歯(ターナーの歯)

Turnerの歯とは? ・乳歯の根尖性歯周炎あるいは歯槽膿瘍が原因で生じる後継永久歯のエナメル質形成不全(Enamel Hypomineralization)をTurnerの歯とよぶ Turnerの歯の例 第109回歯科...
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上皮真珠(歯肉嚢胞)/Epstein真珠

上皮真珠(歯肉嚢胞)とは? ・生後数ヶ月の乳児の歯槽堤部に見られる半球状で米粒大の白色あるいは黄白色の腫瘤を上皮真珠とよぶ ・歯堤の吸収不全により残留した上皮が濃縮角化したものである 【軟組織に発生する嚢胞】・歯肉嚢胞・...
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正中埋伏過剰歯

正中埋伏過剰歯とは? ・上顎前歯部に好発する過剰歯のことであり、定期健診や矯正治療開始時のレントゲン撮影時に偶然発見されることが多い ・適切な抜歯時期などについては明確な見解が得られていないが、抜歯するタイミングが非常に重要で...
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