セファロ(トレース)の重ね合わせ方法

歯科矯正学

SN法

基準点:S(Sella turcica)

基準平面:SN平面(Sella-Najion plane)

目的:顎顔面の変化を評価する



SN法で診るべきポイント

・LFH(Lowr facial height)はどう改善したか?

・下顎の時計回りの回転あるいは反時計回りの回転はどの程度したか?

口蓋弓法

基準点:ANS(Anterior nasal spine、前鼻棘の尖端)

基準平面:口蓋平面(Platal plane、ANS-PNS)

目的:上顎大臼歯や上顎中切歯の位置変化を評価する


口蓋弓法で診るべきポイント

・上顎大臼歯が圧下できているかどうか、圧下量はどれくらいか

・上顎大臼歯が遠心移動できているかどうか、遠心移動量はどれくらいか

・上顎前歯は舌側移動しすぎていないか、骨から出ていないか、傾斜とともに挺出していないか

・上顎前歯は圧下できているかどうか、圧下量はどれくらいか

・上顎大臼歯はアンカレッジロスしていないかどうか

重ね合わせのトレース

・A点は変化する

104回歯科医師国家試験D-44より引用

シンフィージズ法

基準点:Me(Menton、メントン)

基準平面:下顎下縁平面(Mandibular plane:Go-Me)

目的:下顎大臼歯や下顎中切歯の位置変化を評価する


シンフィージズ法で診るべきポイント

・下顎大臼歯が圧下できているかどうか、圧下量はどれくらいか

・下顎大臼歯が遠心移動できているかどうか、遠心移動量はどれくらいか

・下顎前歯は舌側移動しすぎていないか、骨から出ていないか、傾斜とともに挺出していないか

・下顎前歯は圧下できているかどうか、スピーのカーブはどの程度改善したのか

・下顎大臼歯はアンカレッジロスしていないかどうか


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