ラミネートベニア

保存修復学

ラミネートベニアとは?

・ラミネートベニアとは、歯の表面をごくわずかだけ削って、薄いセラミックを張り付けることにより、歯の形態や色、隙間等を改善する治療法のこと

・最近では、スーパーエナメルに代表されるノンプレップベニアという全く歯を削らないラミネートベニア修復法があらわれている

ラミネートベニアの適応症

・矮小歯

・正中離開

・歯髄失活による変色歯

・重度のテトラサイクリン変色歯

ラミネートベニアの禁忌症

・切端咬合

・咬耗による咬合の異常

ラミネートベニアの支台歯形成

・エナメル質内にとどめる、0.3~0.5mm

・マージンはシャンファー

・接触点は削らない

・アンテリアガイダンスはそのまま変化させない

・窩洞辺縁は歯肉縁に一致させる

ラミネートベニアの合着

・接着操作修復物:サンドブラスト、シランカップリング

・歯質:リン酸エッチング(デンチンプライマーは❌*) 

・合着材:接着性レジンセメント(パナビアや)

*歯質削除量はエナメル質内(0.5〜0.7mm程度)のため

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