上皮真珠(歯肉嚢胞)/Epstein真珠

小児歯科学

上皮真珠(歯肉嚢胞)とは?

・生後数ヶ月の乳児の歯槽堤部に見られる半球状で米粒大の白色あるいは黄白色の腫瘤を上皮真珠とよぶ

・歯堤の吸収不全により残留した上皮が濃縮角化したものである

【軟組織に発生する嚢胞】
・歯肉嚢胞
・萌出嚢胞 
・粘液(貯留)嚢胞
・類皮嚢胞
・類表皮嚢胞
・鼻歯槽嚢胞
・鰓嚢胞(側頚嚢胞、リンパ上皮性嚢胞)
・甲状舌管嚢胞

上皮真珠(歯肉嚢胞)の例

Epstein真珠(エプスタイン真珠)とは?

・口蓋正中部にできたものをEpstein真珠(エプスタイン真珠)という

上皮真珠(歯肉嚢胞)の治療法

・経過観察

上皮真珠(歯肉嚢胞)の保護者への説明

・数週間から数ヶ月で自然に消失するため問題ない

・接触痛もないため食事やミルクを飲むことに対しても問題ない

・上皮真珠により歯の萌出障害が起こるなどのも問題ない

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