アーチレングスディスクレパンシー(ALD:Arch Length Discrepancy)

歯科矯正学

アーチレングスディスクレパンシーとは?

・アーチレングスディスクレパンシーとは、歯列弓の大きさと歯の大きさの不調和を表したもので以下の式で求められる

・つまりは、(利用できる歯列弓長)から(第二小臼歯から反対側の第二小臼歯までの個々の歯の幅径の総和)を引いたもので表される

アーチレングスディスクレパンシーの求め方

アーチレングスディスクレパンシーのイメージ図

*大臼歯の遠心移動を考慮しないため、実際の治療には注意が必要

アーチレングスディスクレパンシーの考え方

・アーチレングスディスクレパンシーの値がプラスの場合は空隙歯列、マイナスの場合は叢生であることを示す

・実際の治療では、大臼歯の遠心移動や側方拡大、IPRなどを行い非抜歯で治療できるケースも数多いため、国家試験的に覚えておくのが望ましい

コメント

テキストのコピーはできません。