Ⅲ級ゴム(3級ゴム)

歯科矯正学

Ⅲ級ゴムとは?

・Angleの分類Ⅲ級の症例に対し、おもに下顎犬歯から上顎大臼歯に向かってゴムをかけることによって下顎前歯の舌側傾斜や遠心移動、下顎大臼歯の遠心移動による反作用の防止、下顎骨の後方誘導を期待して使用するする顎間ゴムの1つである

【顎間ゴムの種類】
・Ⅱ級ゴム
・Ⅲ級ゴム
・垂直ゴム(Up&Downゴム)
・交叉ゴム(クロスゴム、クリスクロスエラスティック)
・三角形
・四角形
・チェックエラスティック など

Ⅲ級ゴムの作用機序

①下顎前歯の舌側傾斜(相対的な挺出を伴う、relative extrusion)や遠心移動

②下顎犬歯、小臼歯の遠心移動

③上顎大臼歯の近心移動

④下顎骨の後方誘導

⑤上顎大臼歯の挺出と下顎前歯の相対的な挺出による咬合平面傾斜角の減少

⑥上顎大臼歯の挺出による下顎下縁平面の増加

歯科矯正学
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