表面麻酔薬

歯科麻酔学

表面麻酔とは?

・ガーゼあるいはコットンロール、マイクロブラシなどに表面麻酔薬を塗布し、歯肉に表面麻酔薬を塗ることで歯肉表面の感覚を麻痺させる方法で、一般的に浸潤麻酔を行う前に行われる局所麻酔法の1つである

・ガーゼやコットンロールには、麻酔薬が流れないように唾液をブロックする役割がある

表面麻酔薬の種類

・日本国内で流通している歯科用局所麻酔薬は、全部で6種類あり、ベンゾカイン(アミノ安息香酸エチル)を主成分とする局所麻酔薬が5つ、テトラカインを成分とする局所麻酔薬が1つ存在する


禁忌症

・安息香酸エステル系局所麻酔剤に対して過敏症の既往歴のある患者

・メトヘモグロビン血症のある患者(症状が悪化するおそれがある)

副作用

・アナフィラキシーショック
・中枢神経症状(意識障害、振戦、痙攣)

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