生体材料の分類

歯科理工学

生体許容性材料

生体許容性材料とは?

・線維性結合組織で被包され、骨と直接結合することがない生体材料のこと

・アレルギー反応、拒絶反応までは示さないため許容性と呼ぶ

種類

・Co-Cr合金

・ステンレス鋼

・高分子材料

生体不活性材料

生体不活性材料とは?

・骨との間に化学結合は形成されず、骨と接触した状態となる生体材料のこと

種類

・チタン(Ti)
・アルミナ(Al2O3)
・ジルコニア(ZrO2)
・カーボン

生体活性材料

生体活性材料とは?

・骨と化学的に直接結合する性質をもつ生体材料のこと

種類

・ハイドロキシアパタイト(Ca10(PO4)6(OH)2)                  ・βリン酸三カルシウム(β-TCP) * ・生体ガラス、バイオガラス(CaO-P2O5-SiO2-Na2O)

*β-TCPは、生体組織内で吸収されながら新生骨に置換される生体内崩壊材料でもある。骨補填材として利用されている。

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