大唾液腺

口腔解剖学

耳下腺

・最大の唾液腺で、唾液腺疾患が一番多い最大の唾液腺である

・発生:外胚葉性上皮由来

・導管:ステンセン管(耳下腺乳頭に開口)

・走行:咬筋の外側を前走して頬筋貫く

・純漿液腺

・神経支配:舌咽神経延髄の下唾液核→舌咽頭神経→小錐体神経(鼓室神経)→耳神経節→耳介側頭神経→耳下腺

・介在部も線条部も発達しているのが特徴

顎下腺

・導管:ワルトン管→舌下小丘に開口(舌神経と交差)

・発生:内胚葉性上皮由来

・神経支配:延髄の上唾液核→顔面神経(顔面騎乗位)→膝神経節→鼓索神経→舌神経→顎下神経節→顎下腺、舌下腺

・漿液が多い混合腺

・唾石症と腺様嚢胞癌が有名

・線条部のみ発達し、導管が発達している

舌下腺

・発生:内胚葉性上皮由来

・導管:Bartholin管、Rivinus管→舌下小丘、舌下ヒダに開口

・粘液が多い混合腺

・神経支配:延髄の上唾液核→顔面神経(顔面騎乗位)→膝神経節→鼓索神経→舌神経→顎下神経節→顎下腺、舌下腺

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